今週の気になる馬
日曜函館4Ｒクラウンシトラス
「放牧で立て直し、初ブリンカーで勝負！」という話だった前走で③着。強すぎた勝ち馬には水を開けられたものの、最後まで②着争いに加わって渋太い粘り。６番人気だったことを思えば上々の内容だったと評価できる。現時点では「もう１週延ばすか思案中」とのことだが、出てくれば当然勝ち負けになる一頭だ。
土曜中京８Ｒトータルヒート
前々走は1000万でハナ差の②着だから、降級して３馬身差の完敗は物足りなくも映るが、勝ったのも降級馬。渾身の逃げで過去最高のパフォーマンスを引き出されてしまったのでは仕方なしと納得するしかない。「１週待って万全。今度は決める」と厩舎サイド。もう譲れぬ降級２戦目となる。
日曜函館８Ｒビックマウンテン
経験馬相手のデビュー戦で見せ場を作り、２戦目の前走で見事に豹変。それもオイデオイデの逃げ切りで②着に９馬身、同日の500万１鞍を０秒２上回る時計で駆けたのだから凄い。もとより540キロを超す巨漢でまだ上積み。現地では「昇級即通用の器。もう一丁！」と盛り上がっている。
日曜中京６Ｒチェリーシェイディ
課題だったゲートが安定して、この休み明けは③③着。同じ末脚勝負でも「位置を取ってから脚を温存できているぶん終いの伸びが違っている」と厩舎関係者の表情は明るい。駆け頃の３戦目で牝馬限定戦に戻る今回は「いよいよ初勝利のチャンス」と鼻息が荒い。
日曜中京７Ｒキタサンコンサート
経験馬相手のデビュー戦となった前走時にも「モノが違う」「出たトコ勝ち」と騒がれていた馬。結果は離された③着だったが、ゲートで待たされて出遅れ。勝ち馬が５馬身ちぎる競馬で②着と０秒１差なら、素質の片鱗は十分に示したという見方もできる。むろん、叩いた今回は前進あるのみ。
日曜福島10Ｒノースショアビーチ
前走はオープン→1000万の２階級降級馬同士の一騎打ち。結果は完敗の②着だったが、相手は昨夏のレパードＳでも先着されていたクライスマイル。単純に相手が悪かったということでよさそうだ。現に③着には３馬身の決定的な差。陣営も「今度は大丈夫」と完全に星勘定に入れている。
